第23回日本低侵襲脊椎外科学会学術集会[The 23rd Annual meeting of the Japanese Society of Minimally Invasive Spine Surgery]

会長挨拶

第23回日本低侵襲脊椎外科学会学術集会

会長 三上靖夫

(京都府立医科大学大学院医学研究科 リハビリテーション医学 教授)

この度、2020年9月24日(木)~25日(金)の2日間にわたり、第23回日本低侵襲脊椎外科学会学術集会(JASMISS)を神戸市で主催させていただくことになりました。まずは、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、治療の最前線で尽力されている医療関係の方々に深甚なる敬意を表します。本来ならば、本学術集会に続いて第7回世界低侵襲脊椎外科手術手技学会(The 7th WCMISST)と第 29 回国際椎間板内治療学会(The 29th IITS)が開催される予定で3つの学術集会を含めMIS SPINE WEEK 2020と銘打っておりました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大により、海外からの参加者を見込めなくなり、JASMISS単独での開催となりました。

本学術集会は、1999年に先人が苦労して第1回日本脊椎内視鏡研究会学術集会を開催されことに始まります。第5回には日本脊椎内視鏡低侵襲外科学会学術集会と名称を変更し、その後低侵襲固定術の演題が増加してきたことを受け、2014年の第17回からは現在の日本低侵襲脊椎外科学会学術集会へと名称が変更されました。今では、低侵襲脊椎手術を専門とする医師が集う国内最高峰の学術集会の一つとなりました。

今回の学術集会のテーマを「極める技・心」といたしました。低侵襲手術を極めることは容易ではありませんが、先生方は患者にとってより侵襲の小さい手術を安全に行いたいとの思いで、懸命に技を磨き、術式を工夫してこられたことと思います。本学会の設立から四半世紀が近づいてきた今、先生方が心を込め、極めてこられた技を披露していただき、将来へと繋げていきたいと思います。特別講演では、和歌山県立医科大学の田島文博教授から周術期のリハビリテーション治療の重要性について、東邦大学の堀 正明先生から画像診断の進歩とピットフォールについて御講演いただきます。記念講演として、前代表幹事の長谷川 徹先生、新代表幹事の西良浩一教授から示唆に富んだご講演をいただけると期待しております。演者指定のシンポジウムを5つ組み、その中で東京慈恵会医科大学の斎藤 充教授にレクチャーをお願いしております。

新型コロナ感染症は終息の目途が立っておらず、開催の日を迎えるまで予断を許しません。しっかりと感染対策を行って参加者の皆様を受け入れるべく準備にあたっております。皆様のご参加をお待ちしております。

(2020年8月吉日)


この度、2020年9月24日(木)~25日(金)の2日間にわたり、第23回日本低侵襲脊椎外科学会学術集会(JASMISS)を神戸市で主催させていただくことになりました。本会は、1999年に先人が苦労して第1回日本脊椎内視鏡研究会学術集会を開催されことに始まります。第5回には日本脊椎内視鏡低侵襲外科学会学術集会と名称を変更し、その後低侵襲固定術の演題が増加してきたことを受け、2014年の第17回からは現在の日本低侵襲脊椎外科学会学術集会へと名称が変更されました。今では、低侵襲脊椎手術を専門とする医師が集う国内最高峰の学会の一つとなりました。

今回の学術集会のテーマを「極める技・心」といたしました。低侵襲手術を極めることは容易ではありませんが、先生方は患者にとってより侵襲の小さい手術を安全に行いたいとの思いで、懸命に技を磨き、術式を工夫してこられたことと思います。本学会の設立から四半世紀が近づいてきた今、先生方が心も込め極めてこられた技を披露していただき、将来へと繋げていきたいと思います。

なお、9月25日(金)~26日(土)に同じ会場で、第7回世界低侵襲脊椎外科手術手技学会(The 7th WCMISST)と第29回国際椎間板内治療学会(The 29th IITS)が開催されますので、3つの学会を含めMIS SPINE WEEK 2020と銘打っております。学術集会参加費は、3学会共通として設定する予定ですので、国際学会にも是非ご参加下さい。また、今回のJASMISSでは英語セッションは設けません。英語でのご発表は是非、WCMISSTまたはIITSでお願いいたします。

演題募集は4月1日から5月31日を予定しています。例年より開催期日が早いことにご留意ください。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

(2019年12月吉日)

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